第4話 人面瘡

【あらすじ】

日本だけでなく、外国の記録にも見られる「人面瘡」。BJの診療所に一人の男が訪れた。サングラスに顔面包帯、その素顔は醜く変形した異形の相だった。あるきっかけで顔にできものができ、それが顔中に広がって見るも無残な顔になってしまったのだ。男によれば「人面瘡」で、しかも男の意志とは裏腹に物を言うこともあるという。一種の化膿症と見立てたBJは、オペで処置することにしたのだった。

 

【思ったこと】

結局男は連続殺人鬼(医学的には殺人嗜好症)で、これまで18人殺害していて、男の心に残っていた良心が「人面瘡」という形で現れ、殺人願望を抑制していたという話です。調べたところ、「人面瘡」は一種の都市伝説の類と思われます。今回ここに記すまで、なんとなく実際に起こり得る症状だと思っていたのですが、どうやら違ったようです。

 

この人面瘡を題材に、横溝正史氏をはじめ、何人かの作家さんたちが作品を残していることを知りました。特に横溝正史氏は自分が高校時代にかなり読んでいたのですが、人面瘡という作品は知らず、ちょっと読んでみたいと思いました。

 

この作品、読後感は悪いです 笑

なんでなのか考えてみましたが、よくわかりません。